ハワイ不動産購入の流れ

ハワイ不動産購入の流れ


不動産エージェント探し


ハワイで不動産エージェントを探す際には、以下の方法を試してみることをお勧めします。

  1. ハワイの無料雑誌やウェブサイトで広告を出しているエージェントを探す。
  2. 知人や友人からの紹介を受ける。
  3. オンライン検索エンジンを使用して、ハワイの不動産エージェントを見つける。

エージェント選びの際には、情報収集能力が高く、最新の知識を持ち、信頼できるエージェントを選ぶことが重要です。ホノルル不動産業界が管理する物件情報(MLS)へのアクセスを持っているエージェントが望ましいです。また、使用目的、予算、間取り、地域、アメニティなどの要件を詳しく伝えることで、エージェントが適切な物件を見つけてくれるでしょう。

エージェント選びに時間をかけ、相性の合うエージェントを見つけることが、ハワイでの不動産購入の成功につながります。


候補物件を検索


ハワイでの不動産物件検索は以下の方法で行うことができます。

  1. 不動産エージェントを利用する:信頼できる不動産エージェントに相談し、要件に合った物件を探してもらいます。エージェントは地元市場の知識と経験を持っているため、適切な物件を見つけるのに役立ちます。
  2. オンライン物件検索サイトを使用する:ハワイの不動産物件情報を提供しているオンラインプラットフォームや不動産ポータルサイトを利用することもできます。これらのサイトでは、地域、価格帯、部屋の数など、検索条件を指定して物件を絞り込むことができます。
  3. 新聞や雑誌の広告をチェックする:ハワイでは、物件情報が地元の新聞や雑誌の広告に掲載されることもあります。これらの広告をチェックすることで、新しい物件や特別な取引情報を見つけることができます。

また、ホノルル不動産業界が管理する物件情報(MLS)にアクセスすることもおすすめです。MLSは多くの不動産エージェントが登録している物件データベースであり、幅広い選択肢を提供しています。

ハワイで理想の不動産物件を見つけるためには、検索サイトやエージェントの活用、地元の情報源を活用することが重要です。希望に合った物件を見つけるために、幅広い方法を試してみてください。


内覧を行う


ハワイで不動産物件を内覧する際には、以下の手順に従って進めることがおすすめです。

  1. 不動産エージェントとを取り、内覧希望の物件を伝えます。物件の詳細や内覧の予約日時を確認しましょう。
  2. 内覧の予約が確定したら、指定された日時に物件に到着しましょう。エージェントが待ち合わせ場所や物件のアクセス方法を教えてくれます。
  3. 内覧中は不動産エージェントと一緒に物件の内部を見学します。エージェントは物件の特徴や状態について詳しく説明してくれますので、質問や要望があれば遠慮せずに伝えましょう。
  4. 物件の間取りや設備、周辺環境などを注意深く観察し、自身の要件や予算との一致度を確認します。また、気になる点や修繕が必要な箇所があればエージェントに相談することも大切です。
  5. 内覧後はエージェントとの意見交換を行い、購入に関する決断を下す準備をします。物件に興味がある場合はエージェントと相談し、次のステップに進むかどうかを決めると良いでしょう。


購入申し込み(オファーを提出)


ハワイでの不動産購入のオファーの提出方法についてご説明いたします。

  1. 不動産エージェントと連絡を取り、オファーを提出したい物件の詳細や希望価格を伝えます。
  2. エージェントは双方のためにオファー書類(契約書)を作成します。これには購入価格、条件、ローンの有無などが記載されます。
  3. オファー書類を確認し、必要な修正や追加事項があればエージェントと相談します。
  4. オファー書類にサインし、指定された方法で売主側のエージェントに提出します。一般的にはファックス、メール、または郵送などの方法が用いられます。

売主側のエージェントは提出されたオファーを確認し、受領したことを通知します。その後、売主はオファーを受け入れるか、カウンターオファーを提示することがあります。双方が合意に達した場合は、エスクロー会社が書類手続きや金銭の管理を行い、売買契約の成立に向けて進んでいきます。

ハワイでの不動産購入において、エージェントのアドバイスと指示に従うことが重要です。オファーの提出に関する具体的な手順や必要な書類については、エージェントとの協力をお願いいたします。


売買契約に合意


ハワイの不動産オファーが受理された場合、次の手順があります。

  1. エスクローの開設:不動産オファーが受理されると、エスクロー(信託)アカウントが開設されます。エスクロー会社は売主と買主の信頼できる中立の第三者であり、売買契約の手続きや金銭の管理を担当します。
  2. 必要書類の提出:買主はエスクロー会社に必要書類を提出する必要があります。これには、財政証明書、ローン承認書、身元確認書類などが含まれます。エスクロー会社はこれらの書類を確認し、契約条件の履行を確保します。
  3. 預金の支払い:買主は契約書に記載された期日までにエスクローに預金を支払います。預金は購入価格の一部であり、取引の確定を示すものです。
  4. 物件の調査:買主は物件の調査を行います。これには、ホームインスペクション(物件の状態や欠陥の調査)や土地調査(境界や権利の確認)などが含まれます。調査結果に基づいて、買主は問題がある場合に修復や交渉を行うことができます。
  5. 銀行手続き:ローンを利用する場合、買主は銀行手続きを進めます。ローンの承認や必要な書類提出など、銀行の指示に従って手続きを行います。
  6. 最終調整:売主と買主は物件の引き渡し日や金銭の移転などの最終的な詳細を調整します。エスクロー会社は取引のスケジュールを管理し、売主と買主の間で必要な手続きを協調します。
  7. 契約の成立と引き渡し:売主と買主がすべての条件を満たし、エスクロー会社が書類と金銭の移転を確認した後、物件の引き渡しと売買契約の成立が行われます。所有権の移転手続きが行われ、物件の所有者が買主に変更されます。

ハワイの不動産オファーが受理されると、エスクロー会社の専門知識と手続きが重要になります。エスクロー会社との協力を通じて、スムーズな取引の完了を目指しましょう。


エスクローへ手付金の送金


ハワイのエスクロー会社へ手付金を送金する手順は以下の通りです。

  1. エスクロー会社から提供された口座情報を入手します。これには、支払い先口座の銀行名、支店名、支店番号、口座番号などが含まれます。
  2. 送金を行う前に、自分の銀行で海外送金に関する手数料や為替レートを確認してください。また、送金に必要な書類や手続きがある場合は、銀行に問い合わせて必要な手続きを完了させてください。
  3. 銀行に行き、エスクロー会社の口座情報を提供し、手付金を送金します。支払い方法には、小切手や電信送金、オンライン送金などがあります。選択した方法に従って手続きを進めてください。
  4. 送金後、送金証明書や受領証明書などの支払い証明書を取得し、保管しておきましょう。これは送金が完了したことを証明する重要な書類です。

ハワイのエスクロー会社への手付金の送金は、正確で迅速な手続きを行うことが重要です。この手順に従って手付金を送金し、送金が完了したことを確認してください。


財政証明書を売主に提出


ハワイで不動産を購入する際には、財政証明書の提出が求められます。以下は財政証明書を提出する手順です。

  1. 銀行口座の準備: ハワイで不動産の購入に必要な資金を確保するために、資金が入った銀行口座を開設してください。
  2. 銀行からの確認書類の取得: 銀行に申し出て、資金が入ったことを証明する確認書類を取得してください。銀行は通常、銀行取引明細書や預金残高証明書を提供します。
  3. エスクロー会社への提出: 財政証明書をエスクロー会社に提出してください。エスクロー会社は売主と買主の間で信頼できる第三者であり、資金の管理を行います。
  4. 書類の詳細: 財政証明書には、銀行名、支店名、支店番号、口座番号、預金残高などの銀行口座に関する情報が含まれることが一般的です。

財政証明書の提出は、売主が買主の財政状況を確認し、売買契約の安定を確保するために行われます。財政証明書を提出することで、購入意欲のある買主としての信用を向上させることが期待されます。

ハワイの不動産購入に向けて、正確かつ迅速に財政証明書を提出してください。エスクロー会社や不動産エージェントからの具体的な指示や要件に従って手続きを進めてください。


物件検査(Home inspection)


ハワイでの不動産購入において、ホームインスペクション(Home Inspection)は重要な手続きの一つです。以下にハワイでのホームインスペクションに関する情報を提供します。

ホームインスペクションは、物件の内外の状態や潜在的な問題を調査するために行われます。専門のホームインスペクターが物件を詳細に検査し、報告書を作成します。この報告書には、物件の構造、電気設備、配管、屋根、給排水設備などの詳細な情報が含まれます。

ホームインスペクションの目的は、買主に物件の実際の状態を知らせ、将来的な修繕やメンテナンスにかかる費用やリスクを把握することです。この情報を元に、買主は物件の状態に納得した上で、購入に進むかどうかを判断することができます。

ハワイでのホームインスペクションには、以下のようなポイントが含まれますが、検査の内容は物件や契約などの条件によって異なる場合があります。

  • 屋根の状態や漏水の有無
  • 外壁や窓の劣化や損傷
  • 電気システムや配線の安全性
  • 配管や給排水設備の機能性と漏水の有無
  • 内部の壁、床、天井の状態
  • 暖房・冷房システムの機能性
  • 土地の傾斜や排水の問題

ホームインスペクションは買主の費用負担となります。インスペクションの費用は物件の広さや地域によって異なりますので、詳細はホームインスペクターと相談してください。

ホームインスペクションの結果に基づいて、買主は売買契約の条件や修繕の交渉を行うことができます。この段階でのプロフェッショナルなアドバイスは重要ですので、信頼できるホームインスペクターや不動産エージェントの助言を求めることをおすすめします。

ハワイでの不動産購入において、ホームインスペクションは重要なステップです。物件の状態や問題点を把握するために、専門家の助けを借りて買主は検査を行うことをおすすめします。


物件名義調査


ハワイで不動産を購入する際、物件名義調査は重要な手続きです。物件名義調査は、エスクロー会社が売主が権限書(Deed)に登記されている人物と同一人物かを確認するために行われます。

物件名義調査の目的は、売主が物件の所有権を持っており、売買契約の成立に必要な権利を保持しているかどうかを確認することです。また、物件名義調査では抵当権の有無やモーゲージ(ローン)の有無も調査されます。

エスクロー会社は売主の名義調査を行い、物件の所有者や不動産に関連する抵当権情報を確認します。もし物件に抵当権がある場合、エスクロー会社はその情報を売買契約の一環として取り扱います。

また、売主側のエスクロー会社は売主の固定資産税や所得税の滞納情報を確認し、売買契約の安定を確保するために滞納している税金の支払いを最初に行います。滞納している税金の支払い後、その他の支払いを済ませ、残金を売主に振り込む手続きが行われます。

ハワイの不動産購入において、物件名義調査は重要な手続きです。物件の所有権や抵当権情報の確認は、売買契約の安定を確保するために必要なステップです。エスクロー会社との協力を通じて、スムーズかつ正確な物件名義調査を行ってください。


物件引き渡し前最終物件確認


ハワイ不動産の最終ウォークスルーについて

ハワイでの不動産購入において、最終ウォークスルーは重要な手続きです。最終ウォークスルーは物件の引き渡し前に行われる最後の確認です。以下の手順に従って最終ウォークスルーを進めてください。

  1. エスクロー会社との連絡: 最終ウォークスルーの日時をエスクロー会社と調整します。エスクロー会社は引き渡しのための準備を整えておく必要があります。
  2. 物件の状態の確認: 最終ウォークスルー当日、物件の状態を確認します。修復や清掃が予定通りに行われているか、前回の内覧時と変わっていないかを確認します。
  3. 電気、水道、ガスの確認: 物件内の電気、水道、ガスが正常に機能しているかを確認します。また、エアコンや暖房などの設備も動作するかを確認します。
  4. 家具やアイテムの確認: 売主が物件内に残している家具やパーソナルアイテムがある場合、引き渡し前に確認しておきます。売主は物件から退去し、物件が空になることが前提となります。
  5. ドキュメントの確認: エスクロー会社から提供された最終計算書や他の必要書類を確認します。物件の所有権や抵当権の移転手続きが正しく行われているかを確認します。

最終ウォークスルーは、物件の引き渡し前に最後のチェックを行うための重要な手続きです。物件の状態や設備の確認、ドキュメントの確認などを丁寧に行い、問題や不備がないことを確認してください。エスクロー会社や不動産エージェントからの指示に従い、スムーズな最終ウォークスルーを実施してください。


公証手続き


ハワイ不動産の公証手続きについてご説明いたします。

ハワイの不動産取引において、公証手続きは重要な手続きの一つです。公証手続きによって、売主と買主の間で取引が正当に行われ、契約書や書類が法的に有効となります。

公証手続きには以下の手順が含まれます。

  1. 公証人の選定: 公証手続きを行うためには、公証人を選定する必要があります。公証人は、信頼性のある第三者であり、売主と買主の間で取引の公正性を確保する役割を果たします。
  2. 公証人の予約: 公証人を予約するためには、事前に連絡を取り、適切な日時を決定します。公証人は通常、公共の場所や公証人のオフィスで手続きを行います。
  3. 書類の準備: 公証手続きの前に、売主と買主は必要な書類を準備する必要があります。これには契約書、売買代金の明細、所有権の移転に関する書類などが含まれます。
  4. 公証手続きの実施: 公証人の前で、売主と買主は書類に署名します。公証人は署名の正当性を確認し、その場で証明書や宣誓書を発行します。
  5. 公証書の登録: 公証手続きが完了したら、公証書をハワイの地方自治体に提出し、登録手続きを行います。公証書の登録によって、取引が公的に認められます。

ハワイの不動産取引では、公証手続きが重要な役割を果たします。公証手続きによって、取引の信頼性と法的な有効性が確保されます。公証人との連携を通じて、スムーズかつ正確な公証手続きを進めてください。


エスクローへ残高支払い


エスクローから最終計算書が売主、買主双方に送られますので、買主は最終金額をエスクローへ支払います。


名義変更登録終了 


ハワイの不動産の名義登録が正常に完了しました。名義変更手続きは、売主と買主の間で所有権の移転を確定させる重要な手順です。エスクロー会社や地方自治体による手続きが行われ、所有者情報が更新されました。買主の方は、不動産の所有権が正式に移転され、新たな所有者として登録されたことを確認してください。おめでとうございます!